身近な水道水
ここまでいろいろな水を見てきました。
水素水、硬水と軟水、ペットボトルの水・ウォーターサーバーの水、
温泉水、炭酸水...
今回は身近なところ、水道水を見ていきましょう。
日本では、水道水の水は安全で飲むことができます。
しかし、世界でみると水道水の水が飲めるのは、
なんとたったの15か国ほどなんですね、意外です。
日本では「水道法」という法律で、水質基準が定められています。
定期的に水質検査を行い、管理されているため、
衛生的で、安心して水道水が飲めるというわけです。
海外へ行くとおなかを下す場合がありますが、
水が衛生的でない、という理由以外に
日本とは違う硬水が原因ということもあります。
日本では衛生的できれいな水道水(のはず)ですが問題もあります。
残留塩素
塩素は水道水の安全確保のために必要ですが、
水と結びついて「トリハロメタン」が生まれます。
これは発がん性をもつ成分といわれており、
胃腸の粘膜を荒らしたり、
善玉菌を減らして腸内環境を悪化させることがあります。
また、塩素による影響で、
レカラダの中のビタミンやたんぱく質が壊するため、栄養バランスが崩れ、
体調不良になることがあります。
レ髪の毛が痛んだり、肌荒れ・シミ・ソバカス・小じわの原因になります。
実は不衛生!?
浄水場できれいにされた水も、老朽化で内部が錆びた水道管を通ったり、
さらにマンションでは、清掃されていない貯水タンクから各家庭に
水が届けられます。
つまり、水道水は家庭に届けられるまでに化学物質や菌に汚染され、
蛇口をひねって出てくるときには衛生的でなくなっています。
以上のことから、水道水は
レ 塩素やトリハロメタンが含まれ、健康や美容にとって好ましくない
レ あまり衛生的でない
とも言えます。
従って、水道水は「飲料水」ではなく、「生活用水」と
割り切る必要があるかもしれませんね。
じゃあ、飲料水はどうすればいいんでしょうか?
選択肢としては、
レ 浄水器を設置
レ ペットボトルの水
レ ウォーターサーバーの水
があげられます。
浄水器は元の水が水道水なのでろ過の性能によります。
ただろ過しすぎるとミネラルもなくなってしまいますので
悩ましいところです。
ペットボトルの水には、
実は大量の防腐剤=発がん性物質が含まれるものがあります。
購入前には気をつける必要があります。
ウォーターサーバーが一番安全、安心かもしれませんね。
ただ、個人的に思うのは、
昔に比べて極力菌を除外する結果、
ヒトに免疫力がなくなってるのでは? と思います。
ある程度の菌や汚れも大切なんじゃないかと...
昔に比べれば水に限らず全てが衛生的になっていますね。
世の中の流れなんでしょうね。
あなたはどう思われますか?